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Yu Go 1st ROCKERS
Yu Go 1st Rockers Live in Okayama Pepper
Land
『ORIGINAL, Yu-Go STYLE』
元“ムスタングAKA"のボーカリスト、セニョール・スズキを中心に、1994年の夏「Yu Go 1st ROCKERS(ユー・ゴー・ファースト・ロッカーズ)」は結成された。
阿佐ヶ谷のレゲエクラブ”スィング・ローバー”などで精力的なライブ活動を続ける彼らが、夏の全国ツアーで岡山のライブハウス、ペパーランドに登場。ライブ当日には、Oh!
Penelope(Epic SONY)のボーカリスト辻 睦詩がドラムでサポート参加し、岡山のファンを熱狂させた。
ヒップホップやレゲエが融合された彼らの日本語スタイルのオリジナル・サウンドは、ラップ・ミュージックのカテゴリーにおさまり切れない新鮮さ、強烈さをかもし出しており、彼らのプレイする曲には鋭い感性と言語に対するポジティブな語感性が秘められていた。テレビ、映画、ビデオ、セックス、予言など、現代社会の日常的な出来事や問題をテーマとしてとらえた歌詞の世界からは、ヴォーカリスであるセニョール・鈴木の強烈なメッセージが放たれていた。
オープニング早々スタンディング・スタイルで始まったライブの合間には、スローナンバーの「ギター・ペイント」(ライブでは初プレイ)を岡山のファンのために用意してくれたり、エキサイティングなパフォーマンス・ドラムを辻が披露してくれたりと、Yu Goを迎えての最高のペパーの夜が過ぎていった。
Guitar
Paint(546K)
URITHI WA AFRICA『AFRICAN HERITAGE(アフリカの心)』
HAKUNA TAABU & FRESH JUMBE
『はじめに』
1993年、ZAWOSE & BAGAMOYO PLAYERS (ザウォセ&バガモヨプレイヤーズ)がアフリカより来日し、ジャパン・ツアーを行った。メンバーは、ザウォセを含む計6名。現在、HAKUNA TAABU (ハクナターブ)のリーダーとして活躍中の伊藤宏子は、その中の一人だった。
HAKUNA TAABUとは、英訳すると「NO PROBLEM」。つまり、「問題ない」という意味だ。人種差別、飢餓、暴動…と、数々の深刻問題を抱えるアフリカの人々は、「ハクナターブ、ハクナターブ…」といい合い、互いを励まし合いながら、生きている…。
『魂の音』
彼らのステージで印象的なのは、パーカション。通常、パーカションというと打楽器のリズムを想像するのだが、彼らの叩くパーカションからは、単なるリズミカルな打楽器の響きだけでなく、人間のからだの内面から湧き出してくる、魂の躍動を感じさせられる。それをぼくは「魂の音」と表現する。
ステージ上での小池龍一と駒沢れおは、手のひらで巧みにンゴマ(太鼓)を叩き続ける。二人の叩くンゴマのリズムに乗り、フレッシュ・ジュンベは歌い、伊藤宏子はタンザニアダンスを踊る。キーボードもなければギターもない。非常にシンプルなスタイルだ。が、そこで奏でられる「音」には、驚くほどの「メロディー」がある。くれぐれも、単なる「リズム」ではなく「不可思議なメロディー」だ。
パーカッションの掛け合いにより創られてゆく躍動と音階、リズムが重なり合うことにより生まれる音の広がり。聴く者のからだの内面へと、力強く響き渡るビート。それは非常に野生的、かつ原始的な音楽のスタイルで、パーカションという楽器の持つ(神秘的な)素晴らしさ、奥深さをストレートに体感させてくれる。
ブームメントの輪が広がりつつある民族音楽の世界において、音楽のルーツでもあるアフリカ音楽の世界に始めて触れたぼくは、大げさではなく、本当に純粋にアフリカ音楽の素晴しさを実感した。
未だ、テレビを持たないアフリカ。そこで人々は噂話しや昔話に興じる。結婚式、成人式、収穫の祝いに、夜明けまで太鼓を叩いて踊っている。喜びや悲しみ、そして怒りを、歌にたくして踊る。音楽という水が、生活と密接に関わり合っている。
夏の夜、始めて聴いた小池龍一と駒沢れおの叩くパーカション。あのとき聴いた、ンマゴの響き。ドンドコ、ドンドコ…と、ホールいっぱいに響き渡ったアフリカの「魂の音」。
あの音が、今でも耳に残って、はなれない。 TEXT / HAJIME YONEDA
PROFIEL
BRAZILIAN VIBRATION
Ze Pinheiro Live in Kurashiki Avenue
『BRAZILIAN VIBRATION』
■今回のツアーは、一昨年のツアーに比べると非常に広範囲に渡っていますね。
J 東京、大阪、神戸以外に、山形、宮城、仙台、倉敷、福山、広島。あと、北海道や四国でのライブが組まれています。
■過去に、FMジャパンでレギュラーを持っていたけど、今でもツアー以外のことで日本に来ることがあるのですか?
J エコロジーや文化交流のほかに、朝日ジャーナルの仕事や、中・高・大学生たちにブラジルの話を音楽を通してアピールしたりしたりしていますよ。
■ブラジルの話というと、具体的には…?
J 自分自身の育った環境が主ですけど、それを自分なりに音楽で表現していますよ。
■恋愛談とかも?
J(笑)奥さんと出会ったのは、ぼくが音楽をしている最中でした。アマゾンでギターを持ってライブをしてた時に、「突然彼女と出会った!」みたいな感じでしたね。当時、彼女は京都大学の学生だったんです。ぼくは彼女と二人で東京に来て、それから京都で一年間暮らしました。その後、世界中を旅して回りました。
■ジャパン・ツアーで日本中を回ってみてどうでしたか? 日本のブラジル音楽ファンの反応というのは…。
J う〜ん(笑)、様々でしたね。詳しい人もいれば、分からない人もいたと思うし(笑)。
■日本人にとって、ブラジルの音楽といえば、サンバというイメージがありますよね…。
J サンバというのは、ヨーロッパやアフリカやインドの音楽の混血なんですよ。リズムに勢いがあるでしょ。
■ジョゼの音楽というのはシャンソン・サンバというか、非常に神秘的なイマジネーションを刺激してきり、「吟遊詩人」って曲などはすごく心地いい耳ざわりだし、優しげな雰囲気ですよね。
J ぼくは、13歳の頃から吟遊詩人の歌を歌ってましたから(笑)。
■話が少し変わるんだけど、ブラジル北東部の音楽というのは、言葉で表現するとどういえばいいんですか?
J アフリカやインディオの文化の音楽です。バイーヤにしてもセアラにしてもベルナンブールにしても、アフリカやインディオの文化ととても強く関連しています。
■近く、ブラジル音楽の本が日本で発売になりますよね。
J 確か、音楽の友社からだったと思うけど…。
■バイーヤ州の音楽なども詳しく書いてますかね?
J うん、ブラジルの北東部の音楽が紹介されてるから。
■最後に、ジョゼの次の来日予定を。
J 来年、また来ます。また、ここでライブが出来るといいんだけど(笑)…。